2015年5月4日月曜日

妊婦さんに葉酸はホント?


葉酸はビタミンMとも呼ばれる水溶性ビタミンBの一つで、ホウレン草の葉から乳酸菌を増殖させる因子として発見されたのが最初と言われています。名前が示す通り、緑黄色野菜に多く含まれていますが、動物の肝臓にも存在しています。

 

人の細胞を形づくるタンパク質の材料となるアミノ酸の合成に深く関わっています。体内で葉酸が不足すると、赤血球に障害が起こり、悪性の貧血に陥ってしまうかも知れません。特に、猛烈な細胞分裂を繰り返して、小さな「受精卵」から「胎児」へと急成長して行く赤ちゃんには、大量のアミノ酸を作る為の補酵素である葉酸が必要不可欠なのでした。

 

近年では厚生労働省も、出産前の妊婦や授乳期の女性に対し、葉酸を積極的に摂取するよう呼び掛ける様になりました。サプリメントであれば一日当り400µgの摂取が、妊婦には望ましいとされています。

 

なぜこれほどまでに葉酸の摂取が叫ばれる様になったのか。

 

ちょっと恐い話ですが、妊娠時に葉酸が極端に欠乏すると、赤ちゃんに神経管閉鎖障害(神経管欠損症)が起きる場合があるのです。1万人に5~6人の割合と言われています。これは妊娠4~5週目に発症しやすい胎児の障害で、その頃に作られる脳や脊椎の神経管に重大な異常を来すものでした。

 

脊椎の神経管で閉鎖が起これば、全身の運動機能に深刻な障害が残ります。脳の神経管で閉鎖が起これば、額から上の部分が形成されなくなって、最悪の場合には胎児が死に至る危険性もあるのでした。国が葉酸の摂取を呼びかけるのも当然でしょう。葉酸人気の高まりは単なるブームなどではなかったのです。

 


 

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